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企画展示

マイケル・リン ミングリング -ふれあい- 展

  • 会期:平成23年5月28日(土)~8月28日(日)
  • 開館時間:9:00-17:00(最終入場は閉館30分前まで)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、ただし8月1日、8月15日は開館)
  • 入場料:一般400円、高校生以下無料
  • 主催:マイケル・リン展実行委員会(十和田市現代美術館、株式会社まちづくり十和田、十和田市商店街連合会)
  • 展覧会場:十和田市現代美術館・中心商店街・ふれあいホール

十和田市現代美術館のカフェ・スペースに、大規模なインスタレーション作品を展開したマイケル・リンの企画展を開催します。

マイケル・リンは、元来工業生産的なモチーフであった伝統的な台湾のテキスタイル模様を応用し、公共空間にこれを引きのばして描くことで、その模様のもつ意味を転移させる新しい絵画表現を確立しました。近年では、身近な模様やパターンをより大きなスケールで描くスタイルを発展させ、リサーチを通して、制作する地域の伝統的・文化的モチーフ、空間の特徴や場所との関係性を読み込んだ作品制作を行っています。マイケル・リンの作品は、物としての芸術をこえて、芸術を通した新たな経験をもたらします。

本展は、マイケル・リンが、十和田に滞在中に興味を抱いた中心商店街にある“ふれあいホール(Mingling Space)”をコンセプトに掲げ構成します。ふれあいホールは、「何気なく人々が集まってくる場所。地域の憩いの場。人々の交流の場」を意味しています。
カフェの作品は、パッチワークのテクニックから着想を得て制作されました。というのも、パッチワークの古布を再利用し新たな布を生み出すという手法において、十和田に根付く伝統工芸・南部裂織に通ずるものがあると感じたからです。そこで、今回の展覧会ではパッチワークの手法をもちいて、「ミングリング(Mingling)―ふれあい―」の創造を試みます。

パッチワークは、たくさんの小さな布片で1枚の大きな布を作ります。パッチワークづくりは女性たちのコミュニケーションの場でもありました。とくに世界大恐慌時代に、全米に広がり、多く制作されるようになりました。それは当時の貧しさや倹約のためでもありましたが、それだけではなく、連帯意識やコミュニティー・アイデンティティの形成、共通価値の創造を促すものとして機能しました。さらには、公生活における、または家族との私生活における記念の証、そして共同体の象徴として重要な役割を果たしていました。

本展は、地域の方々との協働作業でつくられたパッチワーク作品を中心に展開します。さまざまな形の「ミングリング―ふれあい―」によって生まれた多種多様な作品たちのあたたかくおだやかな融合を、展覧会を通して表現します。

・作家
マイケル・リン
1964年東京に生まれ、現在上海、ベルギー、台湾を拠点に国際的に活動するアーティスト。1993年にパサデナデザイン大学を卒業後、伝統的な台湾テキスタイルのモチーフを使い、建築空間に大型のペインティングを行い、世界的な評価を受けました。パレ・ド・トーキョー(パリ、2002、2003)やP.S.1(ニューヨーク、2004)、第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ台湾パビリオン(2001)での展示に参加。美術館にとどまらず、パブリック・スペースに展開された作品は多くの人々を魅了します。

関連企画

【ミュージアム・トーク】

  • NPO法人BEPPU PROJECT代表理事であるアーティストの山出淳也さんをお招きし、大分県別府で取り組まれているアート・プロジェクトやマイケル・リンも参加した大型国際展「混浴温泉世界」(2009年)などについて語っていただきます。
  • 日時:2011年8月12日(金)11:00-12:00
  • 会場:企画展示室
  • 料金:参加無料(ただし当日の企画展チケットが必要です)
  • ゲスト:山出淳也(やまいで じゅんや)

【アーティスト・トーク】

  • 作家を招いたトークを開催します。
  • 日時:2011 年5 月28 日(土)14:00-15:30
  • 会場:市民活動スペース 先着50 名様

このイベントは終了しました。

【お茶会】

  • 展覧会にちなんだお菓子を用いたお茶会を開催します。
  • 日時:2011 年5 月28 日(土)11:00-
  • 会場:カフェ・スペース
  • 協力:佐々木宗久社中

このイベントは終了しました。

マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子

カフェ・スペースで行われたお茶会は可愛らしいお茶菓子と美味しい抹茶で素敵な時間を過ごすことが出来ました。カラフルなマイケル作品を話のタネに、心と会話も弾みます。
ワークショップで作られたお茶碗はお花を生ける花器として飾られていました。

マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子
マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶会」の様子

【包装紙プロジェクト】

展覧会期中、中心商店街参加店およびミュージアムショップにて、マイケル・リンのデザインによる包装紙を配布します。生活の知恵と機能が加わったシンプルで美しい包装紙。このプロジェクトは「折る・包む」といった手技や美意識を見つめなおすとともに、家に持ち帰られた包装紙によって、訪れた人々と美術館との距離を縮め、その関係を広げていきます。

【地酒プロジェクト】

展覧会を記念して、十和田市の地酒メーカー鳩正宗とのコラボレーションにより、マイケル・リンのオリジナルデザインラベルの日本酒をミュージアムショップ等にて限定販売します。

販売店はこちら

【三本木小唄 M i c h a e l N i g h t 】

  • 好評を博した盆踊り「三本木小唄ナイト」再び。マイケル・リン展のフィナーレに三本木小唄にあわせた盆踊り大会を開催します。
  • 日にち:8月27日(土)
  • お楽しみ会
    18:00~18:40 ふれあいホール
    そぞろ歩き
    18:40~19:00 ふれあいホールから美術館アート広場へ
    三本木小唄ナイト
    19:00~20:00 アート広場

【パッチワーク・ワークショップ】

  • パッチワークによるマイケル作品に、あなたも参加してみませんか?皆さんとの共同作業による作品はマイケル・リン「ミングリング-ふれあい-」展で展示されます。
  • 日時:2011年5月23日(月)、25日(水) 両日ともに10:00~16:00
  • 主催:マイケル・リン展実行委員会
  • 集合
    23日 美術館市民活動スペース
    25日 企画展示室
  • 参加料:無料

このイベントは終了しました。

【お茶碗づくりワークショップ】

  • じつはお茶が大好きなマイケルさん。それにちなみ「お茶碗」を縄文土器の手法でつくります。
    「野焼き」で完成させたお茶碗は、5月28日に開催される、マイケル・リン ミングリング-ふれあい-展のオープニング記念「お茶会」で使用します。(のち参加者へ返却)
  • 日時:2011年5月2日(月) 9:30~11:30
  • 講師:野坂佳孝氏  協力:十和田市立法奥小学校、株式会社クラフテリオ

このイベントは終了しました。

マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子

マイケルからのメッセージでワークショップがスタート。悪天候のため中央公民館での作業となりましたが、野坂先生の指導のもと、生徒達は一般参加者に作り方を教える「おもてなし隊」となるなど、にぎやかに土器づくりを楽しみました。
出来上がった個性豊かなお茶わんたちは24日に野焼きされ、マイケル・リン展のオープニングお茶会にてお披露目しました。

マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子
マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子
マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子 マイケル・リン展関連イベント「お茶碗づくりワークショップ」の様子

Hearts Towada Exhibition (ハーツトワダエキシビション)

  • 会期:平成23年4月29日(金祝)~5月15日(日)
  • 開館時間:9:00-17:00(最終入場は閉館30分前まで)ただし、次の開館日は、20時まで開館を延長します。4月29日(金祝)~4月30日(土)、5月2日(月)~5月5日(木祝)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日、ただし5月2日は開館)
  • 観覧料:無料(常設展示を観覧する場合は別途観覧料が必要です。)
  • 主催:十和田市現代美術館
  • 企画:ナンジョウアンドアソシエイツ
  • 展示監修:南條史生(森美術館館長、十和田市現代美術館運営委員)
  • 協賛:山九株式会社、テラダモケイ
  • 協力:Hearts Towada実行委員会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(岩木登作品プリント協力)、アート・アンド・スタイル、アートチャンネルトワダ実行委員会

このたびの東日本大震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。Arts Towada/十和田市現代美術館は、一日も早い復興を祈念するとともに、Hearts Towada の活動を通じて、復興支援に取り組んでまいります。

このたび十和田市現代美術館では、4 月29 日(金祝)~5 月15 日(日)に、コミッションワークを展示している世界の第一線で活躍する国内外のアーティストを中心とする展覧会《Hearts Towada Exhibition》を開催し、復興の一助とするとともに、美術館と人々の絆を深めることをめざします。

かような時に美術館になにができるのか。この美術館はアートとまちづくりが一体化することをめざし、オープンから3年間さまざまな活動に取り込んできました。このような状況の中でも、多くの方々を勇気づけ、心を豊かにする場を提供し続けることで、役に立ちたいと考えています。
会場で実施する募金は、全額を義援金として共同募金会を通して被災地に寄付いたします。またアーティストのご協力により一部の出品作品は、展覧会終了後にミュージアムショップにてチャリティー販売をいたします。売り上げは全額義援金となります。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

Hearts Towada Exhibitionに参加された草間彌生さんから詩がとどきました。(PDF)

インゲス・イデー《ドローイング(無題)》2002-07
インゲス・イデー《ドローイング(無題)》2002-07
マリール・ノイデッカー《Hotel》2009
マリール・ノイデッカー《Hotel》2009
トマス・サラセーノ《Elastic Tetrakaidecahedron》2011
トマス・サラセーノ《Elastic Tetrakaidecahedron》2011

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