花巻市探訪ツアー 平成18年9月3日

2006年9月3日

 新渡戸友好都市交流委員会では、平成18年9月3日(日)市民参加の『花巻市探訪ツアー』を行いました。参加者の感想文で、ツアーの様子をご紹介いたします。

 

★★★ サポーター会員 三本木字一本木沢  熊沢 悦子 ★★★

 南部杜氏伝承館・石鳥谷農業伝承館の見学、昼食後は、新渡戸ロードを約2時間かけて散策してから、最後に花巻市博物館を見学するというハードなスケジュールでしたが、花巻市役所や観光ボランティアガイドの方のご協力で無事にすべての日程を終えることができました。なかでも、メインイベントだったのが新渡戸ロードの散策でした。「新渡戸傳(つとう)の屋敷跡」や新渡戸家の方々がまつられている「雄山寺」等、新渡戸家及び新渡戸家にまつわる人々のゆかりの地をめぐるものです。その1つ1つの場所で、ボランティアガイドの方が、新渡戸稲造とその著書「武士道」を中心に説明してくれました。2時間という短い時間でしたので、説明もかけ足気味だったことが少し残念でしたが、史実をもとに、時にはその当時の新渡戸家の方々の心情までもが深く検証されたガイドはとても興味深いものでした。機会があれば是非もう一度歩いてみたいと思います。

 

  石鳥谷農業伝承館の見学    新渡戸ロード名所(11) 雄山寺

      石鳥谷農業伝承館の見学          新渡戸ロード名所(11) 雄山寺

 

 ガイドによる説明 ガイドによる説明

 

 

★★★ 稲生町  佐々木 昭三 ★★★

《H18.9.21「東奥日報」明鏡欄に掲載》

 三本木町(現十和田市)の開祖新渡戸傳。その実相に迫りたい思いで「花巻市探訪ツアー」に参加した。
 花巻城剣術師範だった傳の父維民(これたみ)は、城の改革について自説を曲げず主君と対立。そのために下北(川内)に配流され、一家が北の辺地にやってきた。ここからこの物語が始まる。いろいろな苦難が新渡戸家にのしかかるが、剛毅(ごうき)な維民がこれに耐え、6年後に帰藩を許される。この往復の途中、傳は三本木原の開拓を決意し実行に移したのだろうか。すでに花巻で手掛けた河川開田の実績がある。また息子の十次郎も架橋工事などの責任者を経験している。これが三本木町造りに生かされることになったのだろうか。両人の造った川、橋などを望見し、その勇姿がしのばれた。幼年時の十次郎の身分を隠して仙台に丁稚奉公にだした傳の堅実さ。成長後、馬で盛岡まで往復し学問に励んだ十次郎の向学心、さらに江戸に出て武芸や学問に励む向学心。この熱意や自信が後の三本木町造りに生かされたのだろうか。
 炎天下の2時間余り、花巻のガイドに遅れずと歩き回った。由緒ある仏閣古跡などの説明を聞きながら、次回も来るぞと意欲がわいてきたツアーだった。

 

花巻市博物館前

お問い合わせ

市民活動支援係
電話:0176-51-6725