特定外来生物ヒアリに注意!

2017年8月4日

ヒアリってどんな昆虫?

南アメリカ原産のアリ科ソレノプスィス属(トフシアリ)

体長は2.5mm~6.0mmほどの小さな赤茶色のアリです。腹部先端に毒針があり、強い毒性を持ちます。

土で直径25cm~60cm、高さ15cm~50cmのドーム状のアリ塚を作り、集団で生活します(アリ塚が形成されるまで2~3年かかります)。

南アメリカ原産ですが、亜熱帯~温帯でも生息が可能で、草地など比較的開けた環境を好みます。

北米、中国、オーストラリアなどにも定着しています。

 

ヒアリによる被害は?

1.人体に関わる被害

  刺されると、アルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸等の症状が引き起こされます。

  また、アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもあります(アナフィラキシーショック)。

    

2.生態系に関わる被害

  他種のアリと競合し、駆逐する恐れがあります。

  極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することが知られており、鳥類の営巣・雛の育成に影響を及ぼした例もあります。

 

3.農林水産業に関わる影響

  牛、馬、鶏など家畜への死傷被害、農地への営巣などが懸念されます。

 

国内でのヒアリの確認状況

これまで、日本国内では見つかっていませんでしたが、平成29年6月以降、兵庫、愛知、大阪、東京、神奈川、福岡、大分で見つかりました。

ヒアリの多くは、外国から運ばれてきたコンテナの中や、コンテナを水揚げするコンテナヤードで見つかっています。

※環境省が関係機関と協力し、発見地点から周辺2km程度まで規模を拡大し捕獲・調査を行っています。

 

もしも、ヒアリに刺されたら

刺したアリがヒアリであれば、刺された時に熱いと感じるような激しい痛みがあります。

まずは患部を流水で洗い流し、冷やしながら20~30分程度安静にしてください。

急激な容体の変化が現れたらすぐに病院で受診してください。

受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を病院に伝えてください。

※ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。

※意識障害を引き起こす場合があります。安静にしている際にも一人にならないようご注意ください。

 

ヒアリのような昆虫をみつけたら・・・

無理に判別しようとせず、速やかに下記担当係までお知らせください。

なお、アリが死んでいても毒針が出ている場合がありますので、決して素手で触れないでください。

 

ヒアリの見分け方.pdf(143KB)

 

お問い合わせ

畜産林務係
電話:0176-51-6745