年頭所感 平成31年1月

2019年1月4日

新しい時代に向け 市民と共助のまちづくりを

 

 

 あけましておめでとうございます。

 

 市民の皆さまにおかれましては、新しい年を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。

 

 昨年を振り返りますと、嬉しいニュースが続き、本市が全国に大いに発信された年でありました。

 

 一つは、本市生まれの作家である高橋弘希さんが「送り火」で第159回芥川賞を受賞されました。県内では57年ぶりの快挙であり、昨年12月、本市で初めてとなる市民栄誉賞を授与させていただきました。このことは、本市の文化振興の大きな活力になるものであり、高橋さんの今後の作品そして活躍に大いに期待をしているところであります。

 

 もう一つは、国内有数の景勝地として知られている十和田湖が「船上から楽しむ水面に映える紅葉の名所10選」において1位。そして、日本一の絶景ランキング紅葉部門では、青森県が総合で1位、なかでも蔦沼、奥入瀬渓流の絶景の多さが評価されております。改めて本市の観光資源を全国に発信することができたと感じております。

 

 さて、平成最後となる年を迎えましたが、本市においては、人口減少、少子化、超高齢社会といった、さまざまな課題に対応する持続可能なまちづくりの実現に向けて、「第2次十和田市総合計画」に掲げる諸施策に取り組んでいくこととしております。

 

 特に、商業の活性化を目指す「第2期十和田市中心市街地活性化基本計画」については、本年3月の認定に向けて作業を進めており、この計画により交通拠点や市民生活に必要なサービスなど、都市機能の持続性を向上するまちづくりに取り組んでまいります。

 

 観光については、観光振興を担う組織である十和田市DMOの設立に向け、取り組んでいるところであり、この組織により、外国人観光客からも選ばれる観光地を目指し、地域の稼ぐ力の仕組みづくりに取り組み、観光振興を支援してまいります。

 

 共生社会の実現については、年を重ねても長年住み慣れた地で、安心して生活ができるよう、地域住民の助け合い、支え合いを基本とした広域コミュニティの推進に取り組むとともに、昨年運行した市街地循環バスについては、利用者の皆さまからのご意見をもとに、さらに利便性の向上を図ってまいります。

 

 公共施設については、これからの人口減少を見据え、次世代の負担とならないよう、市有の全施設の総床面積を約3割削減することとした「十和田市公共施設等総合管理計画」に基づき、(仮称)屋内グラウンドの建設に着手するとともに、建設工事を進めている市役所新庁舎は、本年7月に市民の皆さまにご利用いただけるよう、また三本木中学校新校舎については来年度中の使用開始に向けて整備を進めてまいります。

 

 市民の安全・安心については、セーフコミュニティ活動を継続し、来年度中のセーフコミュニティ再々認証の取得を目指して、市民の皆さまとともに取り組んでまいります。

 

 また、地震や豪雨といった自然災害への備えとして、市民に瞬時に情報が伝達できる新同報系防災行政無線の整備を進めてまいります。

 

 市民の健康づくりについては、県とともに短命県返上を目指し、本年も市民の皆さまが元気で生き生きとした毎日を過ごせるよう、体力に見合ったウオーキングなどの適度な運動やバランスの取れた食事を推奨するとともに、特定健診やガン検診、特に壮年期からの健診の受診率向上に取り組んでまいります。

 

 新しい年も多彩な地域資源を生かしながら、市民と共助のまちづくりを推進し、「住みたい」、「住んでよかった」、「訪れたい」と思えるまちとして、多くの皆さまから支持されるよう、力を尽くしてまいりますので、より一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 年頭にあたり、市民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

                                                                                      

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十和田市長 小山田 久

 

 

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