青森県では農薬による事故の発生を防止するために、6月1日から8月31日を「農薬危害防止運動」の実施期間としています。
農薬は、正しく使用することによって、効果と安全が確保されます。
思わぬ事故を防ぐためにも、農薬の正しい知識を身につけるとともに、周りに配慮しながら適正に使用することにより、安全・安心な農作物の生産に努めましょう。
・農薬は使用前に必ずラベルを確認しましょう。
・使用する際は、周辺に飛散させないようにしましょう。
・クロルピクリン剤を施用したら、厚さ0.03mm以上のシート等で必ず「被覆」しましょう。
・水田で使用した農薬が河川に流れ出るのを防ぎましょう。
・散布器具の洗浄は十分に行い、使用前後に点検しましょう。
・使用者自らも農薬を浴びないよう注意しましょう。
・農薬は施錠して保管し、余った農薬や空き容器は適切に処分しましょう。
農薬の中毒症状には、おう吐、下痢、腹痛、頭痛、かぶれなど様々あります。体に異常を感じたら、直ちに医師の診断を受けてください。
また、周辺住民から体調不良等の相談があった場合は、医師の診断を受けるように勧めてください。
その他、ご不明な点がある場合、下記の日本中毒センターへお問い合わせください。
〇公益財団法人 日本中毒情報センター
■大阪中毒110番(365日 24時間対応) 072-727-2499
■つくば中毒110番(365日 9時~21時) 029-852-9999