とわだ産品販売戦略課では、美味しく安全で安心な農畜水産物のブランド化を図りながら、
生産や販売、流通までを結びつけ、地産地消と併せて、「とわだ産品」の販路の拡大を推進することで、
農業に携わる人々の所得向上と持続可能な農畜水産業の振興を図ることを目的としています。
十和田市は生産量日本一のにんにくをはじめ、長いもやごぼう、ねぎなどの野菜やお米、
十和田湖和牛を代表とする畜産が盛んな地域です。
また、十和田湖に生息する十和田湖ひめますは貴重な水産資源として古くからまちに愛され続けています。
そして、これらの豊かな食材を使った加工品もこれまでに多く誕生しています。
生産量日本一の十和田のにんにく。主に生産されているのは、
身が雪のように白く、一片が大きいにんにくの最高級品種「福地ホワイト六片」です。
地元では、黒にんにくやにんにくの醤油漬けなどさまざまな加工品も販売されています。
色白でアクが少なく、しゃきしゃきとした食感とねばりが特徴の長いも。
秋と春に2回収穫され、それぞれで風味や味わいが異なります。
秋掘りの長いもは、みずみずしく、皮も薄いため、ひげ根を火で軽くあぶれば皮ごと食べられます。
一方、春掘りの長いもは旨味成分も凝縮され熟成されたおいしさがあります。
ほど良く身がしまり、風味や香りが豊かな十和田のごぼう。
アクが少なく、薄切りにすれば生のまま食べることもできます。
長いもと同様に、秋掘りと春掘りがあり、特に越冬してから春掘りしたごぼうは
香りが高いと言われています。
十和田のねぎは栽培管理を徹底することで、緑と白の部分がはっきりして、
軟白の部分が長い白ねぎ(長ねぎ)を作っています。
その色、形の良さから、市場からも高い評価を受けています。
きめ細かく美しい霜降りで肉質はやわらかく極上の味わい。
全国銘柄に引けをとらない美味しさです。
十和田湖のきれいな水で育ったヒメマスは川魚特有の臭みが少なく、身はきれいなピンク色。
お刺身や塩焼きのほか、ムニエルやカルパッチョにしても美味しいお魚です。
「十和田湖ひめます」のブランド化を推進するため、湖畔地域を中心に多くのお店で
おいしいヒメマス料理を提供しています。