地域学校協働活動推進事業

 地域全体で未来を担う子どもたちの成長を支え、地域を創生する地域学校協働活動を推進することを目的として、より多くの地域住民等の参画による多様な活動を継続的・安定的に実施するための事業です。

1.地域学校協働本部事業

 学校と地域との連携協働活動を補完・補強するため、令和4年度から教育委員会内に地域学校協働本部を設置し、学校のキャリア教育や郷土学習などで講師を務めていただく外部人材(ゲストティーチャー)の紹介など、学校と地域を橋渡し(コーディネート)する役割を担います。

令和5年度の地域学校協働本部のコーディネート事例(一部を紹介しています)

1

【学校から講師紹介の依頼】

・学校名 十和田市立北園小学校 

・実施日 7月20日(木)  ※当日は気温が低く、中止となった。

・協 力 六戸町教育委員会  

・内 容 5・6年生の着衣水泳の講師依頼

【学校から講師紹介の依頼】

・学校名 十和田市立大深内中学校 

・実施日 9月27日(水) 

・協 力 十和田きみがらスリッパ生産組合 

・内 容 1年生の総合的な学習の時間における郷土学習の講師(きみがらスリッパについての講話の後、ミニぞうりの制作を行った)

【学校から講師紹介の依頼】

・学校名 十和田市立三本木小学校 

・実施日 9月26日(火)~28日(木) 

・協 力 樋口 博昭 氏(十和田市文化財保護協会委員) 

・内 容 4年生の社会科学習の講師(「稲生川」の水源や水路を実際にたどったり、見学したりする際の現地案内と説明稲生川見学時の解説をしていただいた)

【学校から講師紹介の依頼】

・学校名 十和田市立西小学校 

・実施日 10月4日(水) 

・協 力 赤坂 大輔 氏(A-WORLD社営業部長) 

・内 容 夢わくわく講演会の講師(これまで自分はどういう道を歩んできたか、なぜ今はこの仕事をしているのかなど、地域の先輩としてご自身のキャリアや郷土への想いをお話しいただいた)

【学校から奉仕作業先選定の依頼】

・学校名 十和田市立東中学校 

・実施日 10月27日(金) 

・協 力 十和田市役所農林畜産課・北里大学柿野研究室 

・内 容 全校で環境奉仕作業(一本木沢ビオトープで草刈りを行った)

【学校から講師紹介の依頼】

・学校名 十和田市立第一中学校 

・実施日 11月2日(木) 

・協 力 小林ベイカー央子 氏(フリーキャスター)、畑中 宏之 氏(十和田バラ焼きゼミナール舌校長) 

・内 容 未来への架け橋講座の講師(これまで自分はどういう道を歩んできたか、今はどのような活動をしているのかなど、地域の先輩としてご自身のキャリアや郷土への想いをお話しいただいた)

 【企業から金融教育提供先紹介の依頼】

・企業名 明治安田生命 

・実施日 1月29日(月) 

・協 力 十和田市立三本木小学校、十和田中学校

・内 容 小学6年生・中学3年生を対象に金融に関する講座を提供 

2.放課後子ども教室

 放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、地域の方々の参画を得て、子どもたちとともに勉強や文化活動、地域住民との交流等の取り組みを実施することにより、子どもたちが地域社会の中で、心豊かで健やかに育まれる環境づくりを推進します。 

令和5年度実施教室(通常教室分)

1

三本木放課後子ども教室

2

北園放課後子ども教室

3

東放課後子ども教室

4

藤坂放課後子ども教室

5

大深内放課後子ども教室

6

ちとせ放課後子ども教室

7

高清水放課後子ども教室

8

東コミュニティセンター子ども教室(茶道)

<主な活動内容> 

・学習活動(宿題、読書、漢字カードなど) 

・工作活動(紙コップ、プラ板、アイロンビーズ、押し花、バルーンアートなど) 

・昔遊び体験(ブンブンごま、けん玉、百人一首など) 

・軽スポーツ(風船バレー、スポーツ吹き矢など) 

・文化活動(茶道)

「遊びの日」 

 子どもだけで遊べる安全安心な外遊び環境が減少している中で、誰もが参加しやすく安全な「学校」を拠点に、放課後子ども教室の一環として運動遊び等のプログラムを提供し、体験活動の充実を図ります。  

 「遊びの日」は、通常教室を実施していない小学校も含め、すべての小学校で実施します。

 

3.学校図書ボラ交流会

学校の図書ボラ・読みボラさんたちの情報交換を目的とした交流会です。

実際に活動している方でなくても、これからやってみたい方、関心のある方などどなたでも参加できます。参加連絡はこちらから。https://x.gd/TNi3zこのリンクは別ウィンドウで開きます

4.目標値

 

課題

左記課題の解決のために本事業で取り組むこと

本事業で達成する目標(アウトカム)

目標の達成度を測る指標と令和5年度の目標値

目標値に対する成果

地域学校協働本部事業

学校がキャリア教育や郷土学習を進めるにあたり、外部人材(ゲストティーチャー)の確保に苦慮している。

・ゲストティーチャーリストの内容をさらに充実させる。 

・地域や学校の相談窓口として、人材バンクを整備し、幅広いコーディネートを行う。

・地域の多様な人材の活用が進み、質の高い教育活動を実施できる。 

・教員の業務負担を軽減できる。

十和田市地域学校協働本部がコーディネートした件数…10件

10件(2月末現在)

放課後子ども教室

子どもの外遊び環境の減少により、放課後の安全安心な居場所づくりや多様な体験活動の提供が必要となっている。

放課後児童クラブ(仲よし会)と放課後子ども教室の一体型プログラムの実施

事業の垣根を越え、全ての子どもの安全安心な放課後の充実、多様な体験活動の提供が実現できる。

一体型プログラムの実施件数…3件

13件
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