松くい虫被害は、マツノマダラカミキリというカミキリ虫によって運ばれる線虫がマツの木に侵入することによって、マツ類が枯れてしまう伝染病のことです。

葉が変色し、枯れかかっているマツの木
ナラ枯れ被害は、病原体であるナラ菌をカシノナガキクイムシがミズナラやコナラといったブナ科の広葉樹に持ち運ぶことによって、ナラ類が枯れてしまう伝染病のことです。

葉が変色し、枯れかかっているナラの木

根本にフラス(木くず)が溜まっているナラの木
(参考)青森県民有林における松くい虫及びナラ枯れ被害の状況と対策について(青森県HP)
松くい虫被害及びナラ枯れ被害は、媒介昆虫の移動に伴い被害が拡大します。これらが付着した木材を移動させることや、生立木等の伐採・枝払い等の作業によって媒介昆虫を誘引する成分を発揮させる行為は、被害の拡大につながります。
被害の拡大を防ぐため、伐採等を行う場合は青森県が作成する伐採・移動・利用に関する留意事項の遵守にご協力をお願いします。
マツ類及びナラ類の伐採・移動・利用に関する留意事項について(青森県HP)
被害の拡大を防ぐためには、早期の発見、駆除が不可欠です。
枯れているマツ類や枯れているナラ類、根元に大量のフラス(木くず)が溜まっているナラ類等を発見した場合は、市役所農林畜産課または上北農林水産事務所林業振興課(0176-24-3379)までお知らせください。