新型コロナウイルス感染症対策本部 市長メッセージ【4月13日更新】

市民の皆様へ

 

先般、市内の介護施設において、9名の新型コロナウイルス感染症患者の発生が確認されました。

市民の皆さまにおかれましては、不安を感じていることと思いますが、これ以上の感染拡大を防止することが極めて重要であることから、

 

  1. スポーツや文化活動、イベント、飲食などの行動は、密閉・密集・密接の「3つの密」を避ける。
  2. できるだけ緊急事態宣言都市などの県外への旅行などを控え、慎重な行動をとるとともに、また、そのような地域などから移動された方におかれましては、不要不急の外出を控え、2週間程度の健康観察をする。
  3. 手洗いや咳エチケットなどを徹底し、もし、症状がある場合には、上十三保健所内にある「帰国者・接触者相談センター(電話0176-22-3510)」に相談する。

 

以上のことにご留意いただきたいと思います。

 

また、先日、青森県の記者会見においても説明がありましたが、あえて私からも市民の皆さまへお伝えしたいことがあります。

このような状況の中、医療機関の医師や看護師の皆さんは、感染拡大を防ぐため、昼夜を問わず懸命に医療に従事しており、私としても感謝の気持ちでいっぱいでございます。つきましては、市民の皆さまも、医療機関に対し余計な詮索をすることなく、また、業務に支障が生ずることの無いよう、特段のご配慮をお願いいたします。

また、感染が確認された施設では、現在も入居者がおり、感染された職員が職場を離れる中、少ない職員で施設運営を続けておられます。

リスクのある環境の中で、懸命に業務を行っていることからも、施設の職員、利用者、そしてその家族などに対して誹謗中傷をすることなく、心ない差別的な発言なども慎んでいただきますよう、あらためてお願いいたします。

 

 

市民の皆さまには、これまでも小・中学校の休校をはじめ、公共施設の休館、イベントの中止や延期などにより、大変なご不便やご負担をおかけしておりますが、新型コロナウイルスの感染を封じ込めるためには、市民の皆さまのご協力なくして行うことはできません。いずれにしても、落ち着いて行動することが大切です。このことが自分を守り、家庭を守り、地域社会を守ることにつながります。

 

 

また、本市では、市税や公共料金の納付に関する緊急相談窓口を設けているほか、十和田商工会議所、十和田湖商工会においても、感染症に関する資金相談窓口を設けておりますので、気軽にご相談いただきたいと思います。 

 

 

市といたしましても、県と連携し、市民の皆さまと一丸となってこの難局を乗り越える所存であります。引き続き、感染拡大防止に万全を期すとともに、地域経済や市民生活への影響を最小限に食い止めることができるよう全力を尽くしてまいりますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

本市では、このような情報が市民の皆さまにしっかり届くよう、早急に臨時広報紙を作成し、毎戸に配布することとしております。

 

令和2年4月13日     

十和田市長 小山田 久

この記事へのお問い合わせ
秘書課 秘書係
先頭へ ホーム