いつ起こるかわからない台風や地震、豪雨などの大きな災害。いざ災害が発生すると、電気、ガス、水道などのライフラインが使えなくなったり、道路ががれきで塞がれたり水没したりして、物流が機能しなくなったりするおそれがあります。
過去の例によれば、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースがほとんどです。また、災害支援物資が届かないことや、スーパーやコンビニで食品が手に入らないことが想定されます。
・日常的に食べているレトルト食品などを少し多めにそろえ、消費した分を買い足す備蓄方法(ローリングストック)で、常に新しい食品を備蓄しましょう。
・地震の際に、転倒、落下の恐れがある家具や電化製品を固定する、高い所に物を置かないなど、室内の安全性を高め、けがを防ぎましょう。
・防災マップ、市ホームページなどで災害の危険がある場所や、自宅、学校、職場などからの最寄りの避難所と避難経路を確認しておきましょう。
・停電時はテレビなどから情報が得られなくなるため、防災ラジオなどを常備しておきましょう。また、季節に合わせた暑さ、寒さ対策用品も準備しましょう。
出典:「いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは?」(政府広報オンライン)
・災害の発生や避難する際に備え、ふだんから非常時持出品を準備しましょう。
・持出品は、家族構成や各家庭の事情に合わせて必要な物をそろえましょう。
・非常時に慌てて探すことがないように、持出品は玄関など目に付く場所に置きましょう。
〇非常時持出品(例)
▶貴重品…現金、印鑑、保険証、預金通帳、身分を証明できる物など
▶衣類・洗面道具…下着、靴下、防寒具、眼鏡(老眼鏡)、 洗面具、入れ歯、せっけん、シャンプー、生理用品、紙おむつなど
▶水・食料品…飲料水、非常食、粉ミルクなど
▶その他…携帯電話、充電器、電池、懐中電灯、携帯ラジオ、軍手、ライター・マッチ、ティッシュペーパー、使い捨てカイロ、雨具、救急医療品、お薬手帳、常用薬、マスク、消毒液、など
・災害発生から復旧までの間(最低3日分、推奨1週間分)の食料を各家庭で備蓄しておくことが大切です。
・赤ちゃん、高齢者、女性、持病・アレルギーのある人などがいる家庭では、日ごろ使っている物を考慮し、それぞれの人に必要な物を備蓄しておくようにしましょう。
〇非常時備蓄品(例)
▶懐中電灯
▶ラジオ
▶電池
▶ライター
▶簡易ガスコンロ
▶使い捨てカイロ
▶食料と1人1日3リットルの飲料水など
出典:「いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは?」(政府広報オンライン)
・慌てずに、まずは自分の身を守る行動をとりましょう。
・テレビ、ラジオなどから正確な情報を入手しましょう。
・避難する際には、火の始末を確認し、ガスの元栓を締め、電気のブレーカーを切り、落ち着いて行動しましょう。