有毒山野草による食中毒に注意しましょう!

例年、春先から初夏にかけて、有毒植物の誤飲による食中毒が多く発生しています。令和3年も国内でスイセン、イヌサフラン、バイケンソウ等の有毒植物の誤飲による食中毒事例が(事件数15件、患者数20名)が報告されています。

山菜シーズンを迎え、有毒山野草の誤食による食中毒を防ぐため、次のことに気を付けましょう。

食用と確実に判断出来ない植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」

有毒山野草の見分けは非常に難しく、簡単に見分ける方法はありません。

食用の山野草でも有毒山野草と混生している可能性もありますので、山菜採り経験者の方も、油断せず、十分に注意してください。

 

本県における有毒山野草による食中毒

発生年 原因となった植物 間違えやすい植物の例 患者数
平成18年 トリカブト ニリンソウ、モミジガサ 2名
平成20年 スイセン ※ ニラ、ノビル、タマネギ 2名
平成26年 チョウセンアサガオ ゴボウ、オクラ、モロヘイヤ、アシタバ、ゴマ 2名
平成28年 スイセン ※ ニラ、ノビル、タマネギ 3名
平成29年 スイセン ※ ニラ、ノビル、タマネギ 5名

※県内の産地直売施設において、過去に「スイセン」を「ニラ」と間違えて販売された事例が確認されています。

 

有毒植物による食中毒に関する注意喚起(リーフレット)

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PDFファイル(874KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

 

参考 

【厚生労働省】有毒植物による食中毒に注意しましょうこのリンクは別ウィンドウで開きます

【厚生労働省】自然毒のリスクプロファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます

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