生涯を通じて、心身ともに健康で生き生きと幸せに暮らすことは、私たち市民の願いです。本市は、生活習慣病に起因する疾患である心臓病、脳血管疾患で亡くなるかたの割合や自殺死亡率が全国と比較して高く、特定健診受診率は全国平均を下回る状況となっています。そこで、健康づくりを積極的に推進するため、「自分の健康は自分で守る」を基本に、市民一人ひとりが健康づくりに取り組む「自助」、家庭や地域等と連携して取り組む「共助」、市が市民の健康づくりを支える環境づくりなどに取り組む「公助」により、協働による健康都市を目指し、平成27年1月28日、市制施行10周年を期に「健康都市宣言」をしました。
私たちの願いは、豊かな自然に囲まれた、安全で安心なこのまちで、市民一人ひとりが、健康で充実感を持ち、こころ豊かに暮らすことです。
そのために、私たちは、自らの健康に関心を持ち、お互いに支え合いながら健康づくりをすすめます。
一.毎日の生活の中で、意識してからだを動かし運動します。
一.地元の野菜を取り入れ、バランスの良い食事を心がけます。
一.健康診査で健康維持、笑顔あふれる生活をめざします。
一.心地よい睡眠と休養をとり、生き生きと暮らします。
一.地域の人々とのふれあいや支え合いを大切にします。
十和田市は、平成17年1月1日に、近代都市ルーツと言われる整然と区画された美しい街並みを有する旧十和田市と神秘の湖十和田湖をはじめ、日本三大渓流美の一つである奥入瀬 渓流など豊かな自然を有する旧十和田湖町との合併により誕生しました。
本市は、「感動・想像都市~人が輝き自然が輝きまちの個性が輝く理想郷~」の実現を基本理念とし平成25年3月に策定した「十和田市健康づくり基本計画(第2次健康とわだ21)」を本市の健康づくりの指針として位置づけ、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目標に掲げ、「生活習慣病の予防」と「こころの健康」を二つの柱に、保健、医療、福祉、教育等の関係機関と連携し、各種事業に取り組んでいます。
新市誕生10周年を迎えるにあたり誰もが生き生きと暮らすことができるよう、市民と行政が一体となって、「健康都市」をめざすことを宣言するものです。
平成27年1月28日
宣言文は、第2次健康とわだ21の市民が取り組む次の5領域としました。
一.毎日の生活の中で、意識してからだを動かし運動します。
<身体活動>
日常生活の中で意識して体を動かすことだけでも健康を保つことにつながります。
まずは、体操や歩くことから始めましょう。
一.地元の野菜を取り入れ、バランスの良い食事を心がけます。
<栄養>
地元の野菜で彩り良く、野菜が多い食事は健康につながります。
食への感謝の気持ちを大切にし、家族一緒の食事に心がけましょう。
一.健康診査で健康維持、笑顔あふれる生活をめざします。
<健康診査>
自分の健康状態を把握することは健康づくりの第一歩です。
積極的に健康診査を受けましょう。
一.心地よい睡眠と休養をとり、生き生きと暮らします。
<睡眠・休養>
睡眠は、こころと体の疲れをとるために必要です。
ぐっすり眠るとさわやかな朝が迎えられます。休養は大事です。
一.地域の人々とのふれあいや支え合いを大切にします。
<こころ>
悩みがある時は、ひとりで抱え込まず、家族・友人・職場の同僚・専門的な窓口へ相談
しましょう。
また、日頃から隣近所で声を掛け合い、地域の支え合いを大切にしましょう。
平成27年1月28日 市制施行10周年記念式典で健康都市宣言をしました。
市役所本庁舎に健康都市宣言の懸垂幕を掲げました。
情報発信元 健康増進課