十和田市庁舎省エネ改修事業
事業者として温室効果ガスの排出削減に取り組むとともに、自然エネルギーの活用や地球温暖化防止に向けた取り組みの重要性を市民へ啓発することを目的とした「十和田市省エネ改修事業」が完成しました。
発電された電気は今後、庁舎の電力の一部として賄われ、CO2削減に貢献する見込みです。
概要
- 県の補助事業「平成22年度青森県環境保全・二酸化炭素排出抑制対策事業」を活用
- 太陽光発電システム及び省エネ照明機器の導入
- 事業所としての地球温暖化対策の取組の一環
- 人と地球にやさしい自然エネルギーの活用の促進
- 平成22年11月に着工、平成23年3月18日完成
- 総事業費58,212,000円
- 年間約24.2トンのCO2を削減(杉の木1,729本分のCO2吸収量に相当)
- 年間約100万円の電気料金節減
(1)太陽光発電システムの導入内容
- 市役所新館屋上に設置(出力190wのパネルを合計105枚設置)
- 定格出力 19.95キロワットアワー
- 発電電力量等を「見える化」したモニターパネルを新館1階玄関ホールに設置
- 年間発電量 20,520キロワットアワー(庁舎の3.58%/年の電力を賄う)
- 年間CO2削減量 9.6トン/年
- 発電による年間節減金額 358,000円/年

新館屋上に設置した太陽光パネル1

新館屋上に設置した太陽光パネル2
(2)省エネ照明機器の導入内容
- 消費電力量が大きく、効率の悪かった照明機器を使用していた庁舎本館を中心に、高周波点灯蛍光灯(HF型蛍光灯)とLEDダウンライトを導入
- 市役所駐車場の街灯を、水銀灯からエバーライトに改修
- CO2削減量 14.6トン/年
- 年間削減金額 688,354円/年

新館1階玄関ホールのモニターパネル1

新館1階玄関ホールのモニターパネル2