国では令和4年10月11日から外国人の新規入国制限の見直しに基づき、外国人旅行者の入国について、受入責任者による入国者健康確認システム(ERFS)における申請を求めないこととし(受入責任者制度の廃止)、併せて、パッケージツアーに限定する措置が解除(個人旅行の解禁)され、受け入れが始まっています。
外国人旅行者に十和田市の自然・アート・食事・温泉などを存分に楽しんでいただきたいと思いますが、事故やケガはいつ起こるかわかりません。
そこで、外国人旅行者の万が一の緊急事態に備え、十和田市や青森県の取組や、国が作成した多言語による緊急時のウェブサイト、ガイドブックを紹介します。
・十和田市のセーフコミュニティの取組についてはこちら
・訪日外国人旅行者の受け入れに関する情報はこちら(観光庁のウェブサイトに移動します。)
※多言語の感染防止策リーフレットは上記のウェブサイトにあります。
1.電話通訳センターを介した三者間同時通訳【十和田地域広域事務組合消防本部で導入済】
電話通訳センターを介した三者間同時通訳による119番多言語対応は、外国人からの119番通報時、外国人のいる救急現場での活動時等において、迅速かつ的確に対応するため、電話通訳センターを介して、24時間365日主要な言語で対応するものです。
①外国人からの119番通報を本部の指令センターで受け、②それを電話通訳センターへ転送することで、③④三者間同時通訳を行います。
また、119番通報時だけではなく、現場対応時においても、電話を交互に受け渡し、電話通訳センターに通訳を依頼することができます。
2.多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」【十和田地域広域事務組合消防本部で導入済】
救急ボイストラは、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。)が開発した多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra®(ボイストラ)」をベースに、消防庁消防研究センターとNICTが、救急隊用に開発した多言語音声翻訳アプリです。
救急ボイストラは、通常の音声翻訳機能に加えて、救急現場で使用頻度が高い会話内容を「定型文」として登録しており、外国語による音声と画面の文字による円滑なコミュニケーションを図ることが可能です。
また、話した言葉を文字として表示する機能等があるため、聴覚障害者などとのコミュニケーションにも活用できます。
対応言語は、英語、中国語(繁・簡)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、ロシア語、マレー語、ドイツ語、ネパール語、ブラジルポルトガル語の15種類となっています。
3.Net119緊急通報システム【十和田地域広域事務組合消防本部で導入済】
音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにするシステムです。
スマートフォンなどから通報用Webサイトにアクセスして、消防本部が消防隊や救急隊をどこに出動させるべきかを判断するために必要な「救急」「火事」の別と、通報者の位置情報を入力すれば、即座に消防本部に通報が繋がり、その後にテキストチャットで詳細を確認する仕組みとなっています。
4.COVID-19に関する相談窓口【(公社)青森県観光国際交流機構で対応】
対応言語:VI(ベトナム語)・ZH(中国語)・EN(英語)・TL(タガログ語)・ID(インドネシア語)
電話番号:017-718-5147
対応時間:VI…火曜日から土曜日の10時-17時
ZH…水曜日・金曜日の10時~14時
EN…火曜日・水曜日・木曜日・土曜日の10時~14時
TL…木曜日の10時~1時4
ID…事前予約にて対応可能
※時間外の場合は、JNTOコールセンターで医療機関を紹介します(050-3816-2787)
(画像をクリックすると、JNTO(日本政府観光局)のウェブサイトに移動します。)
・日本語(2479KB)
・英語(2325KB)
・中国語(繁体)(2441KB)
・中国語(簡体)(2320KB)
・韓国語(2007KB)
・タイ語(4428KB)
※このページは、観光庁、JNTO及び総務省消防庁のHPを元に作成しています。
十和田市セーフコミュニティ 余暇活動の安全対策部会